バストアップする仕組み
プエラリアの中には、女性ホルモンの一種であるエストロゲンとよく似た働きをする「植物性エストロゲン」と呼ばれる成分が含まれています。
そのため、プエラリアをサプリメントなどで摂取することで、女性ホルモンの分泌が活発な状態と同じ効果を得られるんです。
女性ホルモンは分泌量が増えることで、バストの内側にある乳腺という組織の発達を促進します。
その際、乳腺は周囲にある脂肪も同時に発達させるんです。
バストは全体の9割以上を脂肪が占めているので、脂肪が発達することで結果的にバストアップが実現できます。
もともとバストが小さかった女性も妊娠をきっかけにバストアップするのは、妊娠中に女性ホルモンの分泌量が増える事で、こうした豊胸効果が働くからです。
しかし、同じプエラリアサプリでも製品ごとに効き目に違いがあり、高い豊胸効果を得るためには、新鮮なプエラリアを使用して作られたプエラリアサプリを摂取することが大切です。
豊富に含まれたバストアップ成分
プエラリアに含まれている植物性エストロゲンは、正式には「イソフラボン」という名称なんです。
もともとは大豆に多く含まれていることで注目されて、大豆イソフラボンとしてバストアップサプリに含まれるようになりました。
しかし、プエラリアには「プエラリン」という大豆には含まれていない種類のイソフラボンが含まれているなど、大豆と比較して約40倍という大量のイソフラボンが含まれていることが判明しました。
そのため、バストアップサプリの原料としてプエラリアが一躍脚光を浴びるようになったんです。
プエラリアの副作用について
副作用が起こる仕組み
プエラリアには女性ホルモンによる働きを活発にする効果があります。
しかし、女性ホルモンにとってはバランスがとても重要なんです。
単純に女性ホルモンの量が増えるほどに良い効果が生まれるわけではありません。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とゲスターゲン(黄体ホルモン)という、違う役割をもった2種類のホルモンが存在します。
プエラリアに含まれているバストアップ成分は「植物性エストロゲン」という名前のとおり、エストロゲンとよく似た働きをする成分です。
そのため、プエラリアの摂取によってエストロゲンによる働きが過剰になってしまい、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があるんです。
そうすると、身体に悪影響が及ぼされて副作用が発生する可能性があるんです。
副作用が起きやすい女性
十代の女性がプエラリアを摂取すると、副作用が起きる可能性が高いんです。
十代の女性はもともと新陳代謝が良くて、女性ホルモンの分泌が活発です。
それに加えてプエラリアを含んだサプリメントなどを摂取することで、エストロゲンの働きが過剰になってホルモンバランスが崩れることで副作用が起こるのです。
また、妊娠中や授乳中の女性なども、女性ホルモンの分泌が活発になっているので、プエラリアの摂取は非常に危険です。
乳児に影響が出る可能性もあるので、プエラリアの摂取を控える必要があります。
過剰摂取による副作用の危険性
プエラリアサプリなどを大量に摂取することで、短期間でバストアップしたり、高い豊胸効果を望むような行為は危険です。
1日あたりの適正なプエラリアの摂取量は300mg前後といわれており、正しい用法・用量を守ることが大切です。
もしプエラリアの摂取により副作用が起きた場合は、一時的にプエラリアの摂取を中止して、身体の調子を見ながら自分に合った摂取量に減らすことが大切です。
副作用の種類
プエラリアの摂取により起きる可能性がある副作用は以下のものです。
・体重増加
・頭痛
・腹痛
・動悸
・肌荒れ
・吐き気
・不正出血
・生理不順
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